今回ご紹介する漫画は【光って!月魄さん】1巻です!

※画像は『Amazon』より引用(©安彦晴/小学館)
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あらすじ
特別な彼が出会った、もっと特別な彼女!?
暗い毎日を明るく照らすニューファンタジー開幕!
バス運転士・月魄(つきしろ)は、喜びや希望を感じると髪の毛が光るという特殊体質。
その体質を人から隠すため、あらゆるポジティブな感情を「おまじないとして橋から捨てる」という生活をしていた彼は、心を許せる友人もできない孤独な生活をおくっていた。
そんなある日、絶望から身投げをしようと試みるが……思いもしない出会いが、月魄の人生を動かす!!!
登場人物
- 月魄一夜
本作の主人公。喜びや希望を感じると髪の毛が光る特異体質持ち。
- 謎の少女
主人公が出会うなぞの少女。川の中で暮らしており、見た目は河童そのもの。
- 吉田
主人公の同僚。月魄と親友になりたいと思っている。
- バク太
とあることをきっかけに主人公とテーマパークに行くことになる友達。
感想
泣ける場面が多く、読み進めるほどに胸が締めつけられるような作品でした!
物語の中で描かれる出来事の一つひとつがとても繊細で、気づけば感情を強く揺さぶられていました。
読んでいる最中、何度も胸の奥がぐっと熱くなる瞬間があり、物語の世界に深く引き込まれていく感覚があったね!
コミ爺さん泣ける漫画ってことじゃな!
特に印象的だったのは、主人公の人生の描かれ方。
決して順風満帆とは言えない、むしろ苦しみや孤独に満ちた人生を歩んできた人物として描かれており、その姿には思わず共感してしまう部分が多くあった。
彼が抱えているつらさや迷いは決して遠いものではなく、どこか自分自身の感情と重なって感じられる瞬間があり、「もし自分だったらどうするだろう」と考えさせられる場面も少なくなかった。
それでも主人公は、人とのつながりを完全に諦めてしまうわけじゃないのが好みポイント。
傷つくことを恐れながらも、どこかで誰かと分かり合いたいという気持ちを持ち続けている。
その姿がとても印象的で、気がつけば自然と「頑張ってほしい」と応援したくなるような人物だった。
弱さや迷いを抱えながらも前に進もうとする姿は、とても人間らしく、だからこそ読者の心に強く残るのだと思いますね。



喜びを感じると頭が光るという特異体質でありながら、人との関りを諦めきれない主人公を素直に応援したくなるわけじゃ
なかでも強く心に残ったのは、「よろこびを捨てる」という場面の切なさ。
このシーンは、物語の中でも特に胸が締めつけられるような瞬間だった。
自分の手で「よろこび」を手放すという決断そのものが、とても重く苦しいものだからね・・・。
普通であれば誰もが手放したくないはずのものを、自分の意思で捨てるという選択は、それだけで大きな覚悟だよ・・・。



喜びを感じると頭が光ってしまうからこそ、喜びを捨てる覚悟。あまりにも辛いのう。
しかし、その場面の本当の切なさは、そこだけではない。
主人公がこれまで「よろこび」を分かち合ってきた友人たちの存在を思うと、さらに胸が苦しくなった。
これまで一緒に笑い合い、同じ感情を共有してきた仲間たち。
その記憶やつながりを思い出すほどに、主人公の決断がどれほど孤独でつらいものだったのかが伝わってきた。
あのシーンには、主人公が抱えている深い孤独や葛藤、そして迷いが凝縮されているように感じた。
読んでいて思わず息を飲んでしまうほど、強い感情が込められた場面だったと思う。



喜びは友達と分かち合うためにあるものでもあるからのぅ・・・。
また、物語の中に登場する「謎の少女」の存在も非常に気になるポイントだった!
彼女は物語の中でどこか不思議な雰囲気をまとっており、他の登場人物とは少し違った存在感を放っているんだよね。
現時点では、彼女が物語においてどのような役割を担っているのかはまだはっきりしてないように思う。
物語の流れの中で生まれた“イレギュラー”な存在なのか、それとも最初から必要とされていた“レギュラー”な存在なのか。
彼女の存在が主人公に与える影響はなんなのか、とても気になる。



この謎の少女は主人公が捨てる喜びを毎日楽しみに待っておるようじゃな?
そして、この作品を読んでいて強く感じたのは、「よろこび」とどう向き合うのかというテーマの重さ。
「よろこび」という感情は、本来であれば人にとって大切で、人生を豊かにしてくれるもの。
しかしこの物語では、その「よろこび」が時に重荷になり、主人公を苦しめる存在にもなっている。
だからこそ主人公がそれとどう向き合い、どんな答えを見つけていくのかは、この物語の大きな軸の一つなのだろうと感じた。



もし自分が喜びを感じてはいけない状態になったらと考えてみてほしいのう。つらいの一言じゃ表せないほど辛いのう・・・
これから主人公がどのような選択をしていくのか。そして「よろこび」という感情とどのように折り合いをつけていくのか。
物語の先にどんな結末が待っているのかはまだ分からないが、主人公が少しでも前を向いて進める未来があることを願いながら、続きを見守っていきたいと思える作品だった。
読み終えたあとも心の中に余韻が残り、しばらく作品の世界から離れられないような、そんな深い印象を与えてくれる物語でした!








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