今回紹介する漫画は【娘飼わんより犬の子飼え】上下巻です!
- 心に来る漫画読みたい人
- ペットは死なないの安心してください


※画像は『Amazon』より引用(©スズキ スズヒロ/KADOKAWA)
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あらすじ
息苦しさを感じていた家で、唯一の癒しをあなたに。
家族や人との繋がりを描いた、きっとあなたにも刺さる漫画です。
見どころ・魅力ポイント
- 主人公の成長と
- 犬の健気さ
- 深い人間関係
基本情報
作品名:娘飼わんより犬の子飼え
作者:スズキ スズヒロ
ジャンル:ハートフル
巻数:上下巻
出版社:KADOKAWA
感想
語りかけてくるような漫画に、どうしても弱い。
読者に対して「あなたならどうする?」と静かに問いを投げてくる作品は、それだけで特別な体験になる。
この作品もまさにそうで、ページをめくるたびに、自分自身の価値観や選択を突きつけられるような感覚があった。
決して押し付けがましくはないのに、気づけば考えさせられている。
そういう距離感がとても心地いいし、だからこそ好きだと思える作品だった。
かやのりきっとあなたも「私ならどうするだろう」って考えます
物語の軸はシンプルだ。
母が亡くなり、遺された犬を引き取る主人公。
そして、その犬とともに生きていくという決断。
言葉にしてしまえばたったそれだけの出来事なのに、その裏にある重みは計り知れない。
特に、主人公が「生き物はダメだ」と実の母から言われて育ってきたことを考えると、その一歩がどれだけ大きいかがわかる。
過去に縛られた価値観と、自分自身の意思。
その間で揺れながら、それでも選び取る「一緒に生きる」という選択は、静かだけれど確かな強さを感じさせるものだった。



犬と共に生きる決断の重みと深みよね
個人的に強く共感したのは、犬との距離感の描き方だ。
自分もかつて犬を飼っていたからこそ、「お前は自由になりたいか?」とふと考えてしまう瞬間や、どうしようもなく辛いときに家族ではなく犬に寄り添っていた記憶がある。
その感情は言葉にしづらいし、誰かに説明するものでもない。
ただ確かにそこにあった関係性だ。
この作品は、そういう言語化しにくい感情を丁寧にすくい上げてくる。
だからこそ「ああ、この作者はきっと犬を家族として過ごしてきた人なんだろうな」と自然に思えた。
表面的な“ペットとの生活”ではなく、もっと深いところでの繋がりが描かれている。



犬に限らず一緒に暮らす、生きる家族ですよね
特に印象的だったのは、犬という存在がただ癒しとして描かれていない点だ。
もちろん、寄り添ってくれる存在ではあるけれど、それだけじゃない。
責任があり、制約があり、ときには自分の自由を削ることにもなる。そ
れでもなお一緒にいることを選ぶ。
その覚悟が、物語の随所に滲んでいる。
だからこそ、この作品は単なるハートフルストーリーに留まらず、「生き物と生きる」ということの本質に触れてくる。



とても大事なことです
そして下巻の展開が本当に良かった。
ここにきて主人公の内面が大きく変化していく。
劇的な出来事があるわけではないのに、確実に何かが変わったと感じさせる描写が積み重なっていく。
その中で見えるのが「覚悟」だと思う。
最初はどこか受け身で、流されるように犬と向き合っていた主人公が、次第に自分の意志でその関係を引き受けていく。
その変化がとても自然で、だからこそ胸に響く。



表紙も上巻は嫌そうな顔をしてるが、下巻では笑って向き合っているのでわかりやすい
成長という言葉で片付けるのは簡単だけど、この作品で描かれているのはもう少し静かなものだと思う。
何かを乗り越えたというよりも、「選び続けること」を受け入れた姿。
犬と生きるという選択を、一度きりの決断ではなく、日々更新していく覚悟。
それが垣間見えた瞬間、この物語は一段深いところに到達したように感じた。



一度は手放そうとしたシーンもありますからね。。。
読み終えたあと、不思議と余韻が残る。
大きなカタルシスがあるわけではないのに、じわじわと心に広がっていくものがある。
それはきっと、この作品が読者に問いを投げかけ続けているからだと思う。
「あなたならどうするのか」「誰かと生きる覚悟はあるのか」。
そういう問いを抱えたまま、日常に戻っていく感覚がある。



もし自分だったら覚悟はできるだろうか?
つくづく、こういう漫画が好きなんだと思う。
派手さはないけれど、確実に心の奥に触れてくる作品。
読んで終わりじゃなく、読んだあとも自分の中で続いていく物語。
そういう意味で、この作品は間違いなく自分にとって大切な一冊になった。
おすすめな人
- ハートフルなストーリーを読みたい人
- ペットを飼っている人
- 覚悟を持ち続けている人
注意点
- 主人公が犬を手放そうとする展開がある
総合評価
ストーリー:★★★★★
キャラ:★★★☆☆
読みやすさ:★★★★☆
総合:★★★★☆
まとめ
この手の作品大好きです。考えて考えて、漫画を読み終えても考えて。
心に残る作品でした。
そんな本作で特に刺さったセリフは・・・
「さあ帰ろっか」
です!
「おかえり」「ただいま」と同じで、一緒に出掛けて同じ場所に帰る。
ラストのシーンだけどやっとここで本当の意味で家族になったように思えます。
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