今回紹介する漫画は【尾守つみきと奇日常。】9巻です
ラブコメが読みたい人。
亜人系が読みたい人。
オススメになってます!

※画像は『Amazon』より引用(©森下 みゆ/小学館)
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あらすじ
晴れて高校二年生になった主人公たち!
変わるようで変わらないニューノーマル青春譚ラブコメ第9巻!
見どころ・魅力ポイント
- ヒロインの赤面顔
- 事故ちゅー後のヒーローの誠実な対応
- サキュバスちゃんの純粋な恋模様
- 急遽ヒロイン宅でのお泊り回
基本情報
- 作品名:尾守つみきと奇日常。
- 作者:森下 みゆ
- ジャンル:青春ラブコメ
巻数:9巻
掲載誌:週刊少年サンデー

感想
この作品で特に印象的だったのは、ヒーローのふとした瞬間に見せる嫉妬の描写だ。
あからさまではなく、あくまで「何気ない」レベルにとどまっているところが絶妙で、彼の人間らしさや不器用さがじんわりと伝わってくる。
感情を大きく爆発させるわけではないのに、その小さな揺らぎがむしろリアルで、読んでいて自然と心を引き込まれた。
一方でヒロインの側も、その微妙な変化に気づいていないはずがないと思わせるのがまた良い。
作中では明言されていないものの、きっと彼女はヒーローの気持ちを分かったうえで、あの「ご褒美タイム」を与えたのだろうと感じた。
無自覚のようでいて、実はしっかり相手を見ている――
そんな彼女のしたたかさと優しさが同時に表れていて、とても魅力的なシーンだった。
さらに、新入生が登場する展開では、今度はヒロイン側のやきもちが描かれるのが嬉しいポイントだ。
これまで余裕を感じさせていた彼女が、少しだけ感情を揺らすことで関係性に奥行きが生まれている。特に「匂いの上書き」という表現には思わずニヤニヤしてしまった。
直接的な言葉ではなく、感覚的で少しフェティッシュな描写を通して、二人の距離の近さや独占欲が伝わってくるのがとても良い。
そして、事故のような形で起こってしまったキスの後のヒーローの対応も見逃せない。
こうしたシチュエーションでは勢いに流されがちだが、彼はしっかりと誠実に向き合おうとする。
その真面目さや責任感がにじみ出る行動は、読者としての好感度を大きく引き上げる要素になっている。
軽く扱わず、相手の気持ちを尊重しようとする姿勢に、彼の本質的な優しさが表れていた。
加えて、急なヒロイン宅でのお泊まり回もとても印象に残っている。
突発的なシチュエーションでありながら、二人の関係性が自然に深まっていく流れが心地よく、読んでいて飽きることがなかった。
特に、同じ匂いのシャンプーを使うことでヒロインが癒されている描写は、この作品らしい繊細な感情表現だと感じた。
単なる同居や接近ではなく、「匂い」という感覚を通して相手の存在を感じ、安心している様子が伝わってきて、思わず頬が緩んでしまうような温かさがあった。
全体を通して、派手な出来事よりも、こうした細やかな感情のやり取りが丁寧に描かれている点が、この作品の大きな魅力だと感じた。
嫉妬や独占欲といった感情が、重くなりすぎず、それでいて確かな温度を持って描かれていることで、キャラクター同士の関係性に強い説得力が生まれている。
読後には、二人のやり取りをもう一度見返したくなるような、そんな余韻の残る一冊だった。
おすすめな人
- 亜人の特徴を活かしつつの青春ラブコメが読みたい人
- キュンキュンを求めてる人
注意点
- 三角関係がしっかりと始まった
総合評価
ストーリー:★★★★☆
キャラ:★★★★★
読みやすさ:★★★★☆
総合:★★★★☆
まとめ
事故キスや急なお泊まり回などラブコメの王道いきつつ、亜人の特徴をとらえてるのが最高!
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