今回紹介する漫画は【推し殺す】4巻です!
- 漫画家漫画が好きな人
- コメディが好きな人
- アツい漫画が好きな人

※画像は『Amazon』より引用(©タカノンノ/新潮社)
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あらすじ
ついに本格化する賞レース対決。
何を書くか決まりかけたときに、トラブルが起きてしまい・・・
激動の最終4巻!
見どころ・魅力ポイント
- 激熱、胸アツな展開
- 毎話のタイトル
- 主人公の変顔
基本情報
作品名:推し殺す
作者:タカノンノ
ジャンル:コメディ
巻数:4巻(完結)
出版社:新潮社
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感想
まず最初に触れておきたいのは、自分がこの漫画を心から愛しているという事実だ。
だからこそ、これが最終巻であるという現実がどうしようもなく寂しく、ぽっかりと穴が空いたような感覚に襲われている。
長く追いかけてきた物語が終わる喪失感は、やはり何度経験しても慣れるものではない。
さらに言えば、最終巻だけが電子版のみでの刊行という点にも、どうしても拭いきれない悔しさが残る。
紙で手元に置き、これまでの巻と並べて完結を見届けたかったという思いがあるからだ。
それほどまでに、この作品は自分にとって大切な存在だった。
かやのり本当に寂しいし悔しい
物語の中核となるのは、賞レースに向けて新作を作り上げていく主人公コンビの姿だが、この二人のやり取りがとにかく面白く、同時に胸を熱くさせてくれる。
互いにぶつかり合いながらも、作品をより良いものにしようと真剣に向き合う様子は、創作の厳しさと楽しさの両方を鮮やかに描き出している。
アイデアが生まれる瞬間の高揚感や、壁にぶつかったときの焦燥感、それでも諦めずに前へ進もうとする意志。
その一つ一つが丁寧に描かれていて、読んでいるこちらまで創作に向き合っているような感覚にさせられる。
まさに「胸アツ」という言葉がぴったりの展開で、ページをめくる手が止まらなかった。



本当にいいコンビだと思う。
一方で、この作品の中でも特に心に残ったのが、元漫画家であるキャラクターの過去編だ。
かつては漫画家として活動していながら、ある理由から描けなくなってしまったという事実は、あまりにも重く、そして痛ましい。
この漫画自体が「漫画家を目指す物語」であるからこそ、一度夢を叶えたはずの人物がその夢を失うという構図は、読者に強烈な印象を与える。
単なる成功譚ではなく、創作に伴う挫折や喪失も正面から描いている点が、この作品の奥行きをより深いものにしていると感じた。
そして、そんな過去を抱えた人物が主人公の相方として存在していること自体が、この物語に独特の緊張感と説得力をもたらしている。



過去編は本当につらかった。友達の裏切り、ネット炎上すべてがつらかった
さらに強く心に刺さったのが、プロの漫画家による「君たちの挑戦は失敗する」というセリフだ。
この言葉は一見すると冷酷で突き放したようにも聞こえるが、その裏には現実の厳しさが凝縮されている。
挑戦すれば必ず成功するわけではない。
むしろ多くの場合、失敗し、挫折する。しかし本当に大切なのは、その失敗の先でどうするか、ということなのだろう。
転んだままで終わるのか、それとももう一度立ち上がるのか。
この言葉は漫画家という職業に限らず、あらゆる挑戦をする人間にとっての指針のように響いた。
だからこそ、厳しい言葉でありながらも、不思議と前を向かせてくれる力があった。



プロだからこそ出る言葉、強者感があった
全体を通して、この最終巻はこれまで積み重ねてきた物語の集大成であり、同時に「創作とは何か」「挑戦とは何か」を改めて問いかけてくる内容だったように思う。
終わってしまう寂しさは確かにあるが、それ以上に、この作品に出会えたこと、そして最後まで見届けられたことへの感謝の気持ちが強く残っている。
きっとこれからも折に触れて思い返し、そのたびに新しい意味を見出せる、そんな作品だった。



改めて完結お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
おすすめな人
- 胸アツな漫画が読みたい人
- 漫画家漫画が読みたい人
- 感動する漫画が読みたい人
- なにかに挑戦してる人
注意点
- 最終巻のみ電子版
- 過去編が辛すぎる
総合評価
ストーリー:★★★★☆
キャラ:★★★★★
読みやすさ:★★★★★
総合:★★★★★
まとめ
本当に大好きな漫画です。完結お疲れ様でした。
そんな最終巻で一番刺さったセリフは・・・
「あなたが漫画を描いてくれたお陰で生きられました」「ありがとう」「あなたの作品を好きな奴がここにること・・・忘れないでください」
です!
いや、もう、本当にそう。俺も漫画のために生きているし漫画に生かされてるので泣きそうになりました。
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