今回紹介する漫画は【イリオス】13巻です!

※画像は『Amazon』より引用(©円城寺真己/集英社)
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感想
物語の大きな山場となるヘクトールとアキレスの決着は、やはり圧巻の一言だった。
史実をベースにしているため、どちらが勝つのかという結末自体はあらかじめ分かっていたものの、それでもなお緊張感が途切れることはなく、むしろ「どう描かれるのか」という点で最後まで引き込まれた。
特にヘクトールの最期は、単なる敗北ではなく、一人の戦士としての誇りや覚悟が強く伝わってくるもので、その潔さと気高さには思わず胸を打たれる。
負けると分かっていながらも逃げずに立ち向かう姿は非常に印象的で、「かっこいい」という言葉では足りないほどの余韻を残していた。
コミ爺さん最期がかっこいい漫画は好きじゃ!かっこよすぎるのう!
決戦の後は一転して、まるで幕間のような落ち着いた展開に移るのも良い構成だった。
激しい戦いの直後だからこそ、この緩やかな時間が物語に深みを与えており、読者に余韻を味わわせる役割をしっかり果たしている。
こうした緩急のつけ方が非常に巧みで、作品全体のテンポの良さにも繋がっていると感じた。
また、アキレスの描写も印象に残る。
ヘクトールを討ち取った後、その遺体を戦車で引きずり回すという行動は、彼の怒りや執念の深さを象徴しているようで、非常に生々しく、同時に強烈なインパクトを与えてくる。
単なる英雄としてではなく、半神の感情の激しさや歪みをも感じさせる描写であり、この作品の持つリアリティの一端を担っている部分だと感じた。



アキレス、やることがえげつないのう!
そして、物語は新たな不穏さを孕んだ展開へと進んでいく。
主人公であるパリスが敵の幹部に捕らえられるという状況は、今後の展開に大きな波乱を予感させるものだった。
これまでの流れから考えても、ここでどのような展開が待ち受けているのかは非常に気になるところであり、彼がどのようにこの窮地を切り抜けるのか、あるいはさらなる試練が待ち受けているのか、続きへの期待が一層高まるラストとなっていまいした!








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