今回紹介する漫画は【ファミレス行こ。】下巻です!

※画像は『Amazon』より引用(©和山 やま/KADOKAWA)
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感想
待ちに待った下巻をようやく手に取ることができて、本当に嬉しかった。
前作『カラオケ行こ!』を読んだときから、この独特の空気感やキャラクター同士の距離感にすっかり魅了されていたので、続きが読めること自体がご褒美のように感じられる。
今回の下巻は、前作と比べるとややBL的なニュアンスが強まっている印象があり、その点については人によって好みが分かれる部分かもしれない。
けれど、自分としてはむしろその変化がとても良かった。
関係性の揺らぎや微妙な心の動きがより濃く描かれていて、読みながら何度も「これこれ!」と頷いてしまった。
コミ爺さんBL節は好みです!
物語の中では、ほんのりとやくざっぽい展開も織り交ぜられており、緊張感のあるシーンが物語全体を引き締めている。
その一方で、重くなりすぎない絶妙なバランス感覚がやはり和山やま先生らしく、読み終えたあとには「和山やま先生の作品をしっかり味わったなあ」という満足感がじんわりと広がった。
独特の間やセリフ回し、キャラクターの表情ひとつひとつにまで個性が宿っていて、ページをめくる手が止まらなかった。
ただ、正直なところクライマックスに差し掛かったとき、「え、これで終わりなの!?」と少し拍子抜けしたのも事実だ。
物語としては一区切りついているものの、まだまだ見ていたい、もっと先を知りたいという気持ちが強く残る終わり方だった。
しかし、そのモヤモヤを救ってくれたのがあとがきや巻末の内容である。そこには明らかに続編を匂わせるような要素が散りばめられており、「これはまだ終わらないんだ」と思えた瞬間、一気に気持ちが高まった。
むしろこの余韻こそが次への期待を最大限に引き出してくれているのかもしれない。



続編が楽しみすぎる!
何より印象的だったのは、二人の関係性が少しずつ前に進んでいることだ。
急激に変化するわけではなく、あくまで自然に、しかし確実に距離が縮まっていく様子がとても丁寧に描かれている。
その絶妙な進み具合がもどかしくもあり、同時に愛おしくもある。今後、この二人がどのような関係へと発展していくのか、想像するだけで楽しみが尽きない。
全体を通して、期待以上の満足感と同時に、次を待たずにはいられない強い余韻を残してくれる一冊だった。
これからの展開に思いを馳せながら、また何度も読み返したくなる作品である。
評価
- どんな人におすすめ?
-
BLを許容できる人
- 何が特に好きだった?
-
軽いBL展開!


- BL展開は好みです
- 和山先生らしい、間の使い方が秀逸
- 2人の関係性の進展度合いが良い
- やくざとの恋愛模様は好き嫌い別れると思う
- 拍子抜けする終わり方
- 続編の遅さ








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