今回紹介する漫画は【花に知られぬ恋もするかな】です!
- 不器用BLラブコメが読みたい人

※画像は『Amazon』より引用(©やん/三交社)
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あらすじ
元妻への未練があるわけではないが指輪を外せないでいる40代バツイチの主人公。
そんな彼の前に女性人気も高い有名な華道家が表れて・・・。
枯れかけた恋心が満たされていくオジBL!
見どころ・魅力ポイント
- 枯れた恋心が潤っていく展開
- 不器用な主人公
- 関西弁攻め
基本情報
作品名:花に知られぬ恋もするかな
作者:やん
ジャンル:ラブコメ
巻数:1巻(完結)
出版社:三交社
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感想
この作品の魅力は、何よりもまず、いったん枯れてしまったかのように見える恋心が、ゆっくりと、しかし確実に潤いを取り戻していく過程の丁寧さにあると感じた。
若い頃のように勢い任せで恋に飛び込むのではなく、時間を重ねたからこそ抱えてしまう不安やためらいが、一つひとつ解きほぐされていく。
その積み重ねが非常に繊細に描かれていて、読んでいて自然と心が温まっていく。
かやのり俺も30代だから主人公の気持ちがちょっとだけわかる
主人公が40代であるという点も、この物語に深みを与えている。
恋に対して臆病になっている様子はとてもリアルで、「もうこんな年齢で」と自分にブレーキをかけてしまう気持ちには強く共感させられる。
それでも、ふとした瞬間に「ああ、自分はこの人に惹かれているんだ」と気付く場面は、胸に刺さるものがあった。
抑え込んでいた感情がふいに顔を出すあの瞬間のきらめきは、年齢に関係なく恋が持つ普遍的な力を感じさせる。



恋したら年齢なんて関係ないよね
また、相手の魅力が際立つ演出も印象的だった。
きらきらとした表現や空気感が、「恋しているからこそ相手が輝いて見える」という感覚をうまく可視化していて、読者にもそのときめきが伝わってくる。
単なる外見的な魅力ではなく、主人公の視点を通して相手が特別な存在になっていく過程が、視覚的にも感情的にも豊かに描かれている点がとても良い。



恋をすると相手が輝いて見えるよね
さらに、二人の関係性が東京と京都という距離を挟みながら進んでいくところも、この物語の大きな見どころだ。
簡単には会えない状況の中で、それでも互いを思い、少しずつ距離を縮めていく姿には確かな愛情が感じられる。
物理的な距離があるからこそ、一つひとつのやり取りや再会の重みが増し、その積み重ねが関係の強さをより際立たせているように思えた。



会えない時間が愛育てるのさ・・・
そして物語の終盤、二人はきちんと想いを確かめ合い、恋人として結ばれる。
その先で体を重ねるという展開も、単なる出来事としてではなく、これまで積み上げてきた感情の延長線上にあるものとして描かれているのが印象的だった。
「自分たちは本当に付き合っているのだろうか」という曖昧さや不安を包み込むような、大きくて確かな愛がそこにはあったように感じる。
ただ関係が進展したというだけでなく、互いの気持ちをしっかりと確かめ合う行為として描かれているからこそ、読後に深い満足感が残る。



愛を確かめ合うような行為だった
全体を通して、この作品は大人の恋愛の繊細さと温かさを丁寧にすくい上げている。
派手な展開ではなく、心の動きや距離の変化をじっくりと描くことで、読む者に静かな余韻を残す。
恋に臆病になってしまった人ほど、この物語の優しさや誠実さに心を動かされるのではないだろうか。
おすすめな人
- 不器用な大人ラブコメが読みたい人
- 不器用な受けと関西弁で忠犬のような攻めが見たい人
注意点
- 公務員の主人公はノンケで女性と結婚していた過去あり
総合評価
ストーリー:★★★★☆
キャラ:★★★★☆
読みやすさ:★★★★☆
総合:★★★★☆
まとめ
素晴らしい不器用大人ラブコメを読みましたね!
大人になると恋に臆病になるとはよく言うけど、それが絆されていく過程がすごくよかった!
そんな本作で特に刺さったセリフは・・・
「俺も 俺の人生を生きたっていいんだ」
です!
元嫁に「私の人生にあなたはいらない」と言われたトラウマを克服した良いシーンです。
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