今回紹介する漫画は【ストーンフラワー】1巻です!

※画像は『Amazon』より引用(©鈴木 りつ/KADOKAWA)
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登場人物
- カナ
不老不死のるてんの家政婦。なんだか天真爛漫
- るてん
車椅子の少女。中学生
感想
おもしろい!と素直に思える作品だった。
読み進めるほどに謎が増えていき、次のページをめくる手が止まらなくなる。加速度的にページをめくる手が早まっていたと思う。
特に印象的だったのは、主人公の存在だ。
物語の中心にいる人物でありながら、その正体がはっきりとは語られず、読めば読むほど「この人はいったい何者なんだろう」と気になってしまう。
行動や言動の端々から普通の人間ではないような雰囲気が漂っていて、物語の核心に深く関わる人物なのだろうと感じさせられた。
コミ爺さん1000年はこの京都にいるみたいじゃの
さらに衝撃的だったのが、「京都が観測できない」という設定だ。
普通に考えれば存在しているはずの都市が観測できないとはどういうことなのか。
その事実が明らかになった瞬間、物語の世界観が一気に不穏でミステリアスなものに変わったように感じた。
京都という現実でもよく知られている場所が、まるで異世界のような扱いになっていることに強い違和感と興味を覚える。
なぜ観測できないのか、いったい京都で何が起きているのか、想像がどんどん膨らんでいく。



当初は普通に京都での暮らしを描いていると見せかかて、急に京都は外の世界からは観測できない設定を持ってきて、まるで頭を殴られたような感覚じゃったな!驚いたわい!
そして、京都の外にいる「恐竜人間」の存在も強烈だった。
人間なのか、それとも本当に恐竜なのか、その異様な姿が物語の異常さをさらに際立たせている。
彼らはどこから来たのか、なぜそのような姿になっているのか、そして京都とどのような関係があるのか。
説明が少ないからこそ、かえって不気味さが増していて印象に残る。



恐竜型人間は哺乳類型人間に代わって地球に繁栄した人類のようじゃな
一方で、京都は観測できないにもかかわらず、その京都の中では普通に人々が生活しているのも不思議で気になるポイント。この点も大きな謎だ。
外の世界からは観測できないのに、中にいる人々はどういう存在なのだろうか。
本当に人間なのか、それとも何か別の存在なのか。
もし外から認識できない場所で人々が暮らしているのだとしたら、その世界はどんな仕組みになっているのだろうと考えてしまう。



外の世界と中の世界で1000年は断絶されているのにXJAPANは共通認識で理解しあえてるのも気になるポイントじゃの。
物語の終盤では、さらに気になる展開が待っている。
最後に主人公へ電話をかけてきた謎の人物だ。その正体は明かされないまま終わるが、この電話によって物語の裏側にまだ大きな秘密が隠されていることが強く示唆される。
あの人物は敵なのか味方なのか、それとも主人公と深い関係がある人物なのか。
短いシーンでありながら、読者の想像を強く刺激する印象的な場面だった。
読み終わってみると、物語には本当に多くの疑問が残されている。
主人公の正体、観測できない京都の秘密、恐竜人間の存在、京都の中で生きる人々の正体、そして最後の電話の主。
どれも気になることばかりで、考え始めると疑問が尽きない。
しかし、その「わからなさ」こそがこの作品の大きな魅力なのだと思う。
次はどんな事実が明らかになるのか、物語がどこへ向かっていくのかがとても気になる。
とにかく、読んでいて純粋に「おもしろい!」と思える作品だった。
謎に満ちた世界観と次々に提示される不可解な出来事によって、読者の好奇心が強く刺激される。
まだまだ知らないことだらけのこの物語の続きが、これからどう展開していくのかとても楽しみだ。








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