今回紹介する漫画は【首をまつる】です!

※画像は『Amazon』より引用(©雨瀬 シオリ/日本文芸社)
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感想
この作品を読んで、まず最初に感じたのは、「怖い」という感想。
一般的なホラー作品には、突然大きな音や衝撃的な場面によって読者を驚かせる、いわゆる「びっくり系」の恐怖を中心にしたものも多いけど、この作品の怖さはそうしたものとは少し違っていて、読み進めるにつれてじわじわと不安や不気味さが積み重なっていくような恐怖だった。
ページをめくるたびにどこか落ち着かない気持ちになり、常に緊張した状態で物語を追い続けることになる。
はっきりとした恐怖の瞬間があるというよりも、静かな不穏さが全体に漂っていて、「何かおかしい」「この先で何か起きるのではないか」という予感がずっと続くような感覚が付き纏っていたね・・・。
コミ爺さん『首』を扱うからこそ、自ずと生と死が蜂起させられて深く描かなくても恐怖の演出になっていたのかのう
この作品の怖さは読み終わった後にも残るところが印象的。
読んでいる最中だけではなく、読み終えた後もしばらく頭の中に場面が残り、ふとした瞬間に思い出してしまうような余韻がある。
派手な恐怖演出ではなく、静かな違和感や不気味さを積み重ねることで、読者の想像力を刺激するタイプのホラーなのだと思う。
だからこそ、読み終わった後も心のどこかに不安のような感覚が残り続けるのかもしれないな・・・。
俺は昔から、人間の体の中でも『首』という部分にどこか特別な意味や不気味さを感じているんだけど、この作品はまさにその『首』を題材にしてるから読みながらずっとぞわぞわしていたね(笑)
この作品では、その『首』という要素がとても効果的に使われていて、場面を見るたびに本能的な恐怖のようなものを感じてしまった。
読んでいると背筋がぞくっとするような感覚がありあまったね!すごい寒かったよ(笑)



夏に読みたい作品なのかもなじゃな?
そして、この恐怖をさらに強くしている大きな要因は、作者の圧倒的な画力だと思ね!
人物の表情や視線、身体の動きなどが非常にリアルに描かれていて、登場人物の異様さや不穏な空気が生々しく伝わってくる。
ほんの少しの視線の向きや表情の変化だけでも、登場人物の内面にある違和感や不気味さが感じられ、読者としても強い緊張感を覚える。
こうした細かな表現が積み重なることで、物語全体の恐怖がより強く印象づけられているのだと思った!
いわゆる「人的ホラー」が強く表現されてるのも好きなポイント。
多くのホラー作品では幽霊や怪物などの超常的な存在が恐怖の中心になることが多いが、この作品ではむしろ人間だからこそ感じる不気味さや狂気が際立っている。
人間の表情や行動のわずかな違和感が恐怖を生み出していて、そのリアルさが読者の不安をさらに強くしているように感じたね!



死んだ者より生きている者のほうが怖いとはよく言うからのう
作者さんの高い画力によって人的ホラーが描かれると、ここまで強い恐怖になるのかと改めて実感させられた作品だったね!
読んでいる最中だけでなく、読後にも印象が残り続けるような、非常に強い怖さを持った漫画だと思う。
作者さんのほかの作品も読んだことがあるが、やはり絵の力によって独特の雰囲気を生み出すのがとても上手いと感じる。
今回の作品を読んで、改めてこの作者が描くホラーの魅力を強く感じたので、ぜひ今後もまたホラー作品を描いてほしい期待してます!








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